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伊勢志摩レポーターであり、シンガーソングライターのあつです!
いつもはキャンプ場やアウトドア施設などをご紹介していますが、今回は「松阪もめん手織りセンター」にてできる「一日織姫体験」をご紹介します。

江戸時代から愛され続ける「松阪もめん」。
未だに歌舞伎役者が縞(シマ)の着物を着ることを「マツサカを着る」と言うほど、当時から縞(シマ)といえば松阪もめんが代表的でした。

そんな歴史も感じながら、「松阪もめん」をどのように織っていくのか?
実際に体験した内容を徹底レポートします!

シンガーソングライターあつ
シンガーソングライターあつ
三重県出身シンガーソングライター。
県内各地をラジオ番組で紹介。
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三重県をテーマに作った「三重県あるある音頭」もご覧ください!
伊勢志摩の魅力を精力的に発信します!

松阪もめん手織りセンターとは?

今回、「松阪もめん」の一日織姫体験をしたのは「松阪市産業振興センター」1階にある「松阪もめん手織りセンター」です。一日織姫体験をしたい場合は、予約日の3日前までにホームページの予約フォームからご予約下さい。前日、当日の場合は電話にてご予約下さいね!

「松阪もめん」は現在、機械織りと手織りがあります。機械織りの柄は、“縞1”“縞2-2”など「松阪縞柄帳」に記された番号で決まっています。機械織りの織元である「御絲(みいと)織物株式会社」150周年記念柄という新しい柄も並んでいました。機械織りの「松阪もめん」は10cm毎に必要な分だけ切り売りもしてもらえますよ。

手織りの「松阪もめん」は日焼け防止のため店頭には並んでいませんが、スタッフさんにお声がけすればすぐに見せてもらえますよ。柄もオリジナルで、こちらは切り売りはなく1反毎の販売となります。

また反物だけでなく、「松阪もめん」を使った服やカバン、帽子や名刺入れなど、作家さんが作られた様々な商品も販売されています。「松阪もめん」に興味がある方は、ぜひお立ち寄りくださいね!

「松阪もめん一日織姫体験」とは?

今回、体験させて頂いた「松阪もめん一日織姫体験」には、“一日織姫体験”と“プチ織姫体験”の2つのコースからお好きな方を選べます。
短時間で気軽に楽しみたい方は、“プチ織姫体験”がオススメです。こちらは11cm×20cm程度の小物敷きを織るコースで、所要時間も1時間程度でサクッと体験できますよ。4名まで一緒に体験することができます。
私が体験したのは“一日織姫体験”。こちらは1m程度の反物を織るコースです。4~5時間かかるので休憩は自由でした。途中でお昼ご飯を食べに出掛けてもOKです。こちらは2名まで一緒に体験することができます。

機織り機には、すでにたて糸が準備されています。このたて糸で柄が決まるのですが、この「一日織姫体験」では、「松阪もめん縞柄帳」にはない柄、つまりオリジナルの柄を織ることができます。柄はたて糸をかけ直す度に変わるそうなので、数か月後にはまた違う柄を織ることができます。
この日は、二人で体験したのですがそれぞれの柄も違いました。いろんな柄の「松阪もめん」を織ることができるも楽しみの一つですね!

一日織姫体験、スタート!

「松阪もめん手織りセンター」のスタッフさんに、まずは基本動作を教わります。基本動作としては、まずペダルを踏み、上下にできたたて糸の間によこ糸を通します。通したよこ糸を筬(おさ)で手前へトントンと打つことでたて糸とよこ糸を組み込んでいきます。ペダルを踏み変えて、再び筬(おさ)をトントンします。今度は反対側からよこ糸を通し、同じことを繰り返していきます。
最初は、「通して~トントン、踏み変えて~トントン」と声に出しながらやっていましたが、だんだん体がリズムを覚えてくると慣れてきます。

“プチ織姫体験”では、先ほどの基本動作で織ることができると思いますが、“一日織姫体験”の場合は1mほど織るので、織り進める中で基本動作以外にも必要な作業が出てきます。その度に、スタッフさんに教わりました。
例えば、織り終えた分を手前に巻き取っていく作業。織り進めていくと、「杼(ひ)」を通す隙間が狭くなってきます。織り終えた分を手前に巻き取り、たて糸を送り出すことで「杼(ひ)」を通す隙間が作れます。この作業は、20~30cm毎に繰り返し行います。
この作業をすることで、機織り機の構造や仕組みを知ることができました。「松阪もめん」がお好きな方や、無心でものづくりするのがお好きな方には、“一日織姫体験”をオススメします!

一日織姫体験、終了!

織り進めた分は手前に巻き取っていくので、長さを測るための紐をつけておきます。紐には10cm毎に印が付いているので、どれだけ織ったのか測ることができます。途中で、お昼休憩もとりながら、織ること4時間ほど…ついに“一日織姫体験”の目標である1mに到達しました~!
スタッフさんに最後の処理をしてもらい、出来上がった「松阪もめん」を手にした時には、えも言われぬ達成感がありました!!“一日織姫体験”オリジナルの柄で、しかも自分で織った「松阪もめん」で何を作ろうかとワクワクしますね!

「松阪もめん手織りセンター」

住所 〒515-0081 三重県松阪市本町2176松阪市産業振興センター1階
電話番号 0598-26-6355
営業時間 午前9時から午後5時(体験は午後3時まで)
休業日 火曜日(祝日の場合はその翌日が定休日)
料金 「松阪もめん手織りセンター」への入場は無料 
手織り体験料金(事前予約)
◆プチ織姫体験 1,500円(税込)
◆1日織姫体験  5,000円(税込) 
予約 「一日織姫体験」予約フォーム

「松阪もめん手織りセンター」へのアクセス

それでは「松阪もめん手織りセンター」へのアクセスです。
≪車の場合≫
■伊勢自動車道「松阪」インターから約15分ほどです。

≪電車の場合≫
■JR東海・近鉄松阪駅から徒歩10分・バスで5分ほどです。

 

Google Mapの読み込みが1日の上限を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください

伊勢志摩レポーター「あつ」のええとこめぐり!【動画】

「松阪もめん」一日織姫体験の様子を動画にまとめました!

【シンガーソングライター「あつ」】
「伊勢志摩観光ナビ」の伊勢志摩レポーターとして、アウトドアを中心に伊勢志摩のおすすめスポットをご紹介しております。
また三重県をテーマに作った「三重県あるある音頭」もぜひご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=Zcuug9jPj9U

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三重県出身シンガーソングライター。
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