春を先取り！三重が誇る伊勢志摩の『河津桜スポット３選』！

最初にご紹介するのは、志摩市の花見名所として有名な「大慈寺」です。
大慈寺がある志摩市大王町波切は"絵になる"美しい景色が広がるスポットで、「絵描きの町」とも言われています。
ひと足早く春を感じることができる早咲きの桜で境内が埋め尽くされる様子は圧巻の光景です！

大慈寺の桜は「てんれい桜」と呼ばれています。
先代和尚が、早咲きの河津桜で有名な伊豆を訪れた際にその美しさに感動し、分けて頂いた数本から大切に育てられてきたそうです。
桜の成長を見届けられずに亡くなった先代和尚の名に因んで「てんれい桜」と名付けられたんだそうです。
千手観音は圧巻の桜で包まれます。

大慈寺のてんれい桜は、例年２月中旬から３月上旬頃に見頃を迎えます。
大慈寺には駐車場がありますが、駐車場付近の道が狭く、てんれい桜のピーク時には混雑するため、「大王崎観光駐車場」など付近の駐車場の利用がオススメです。
高台となっている駐車場から俯瞰（ふかん）して見る桜も素敵。

山門の前には、境内から溢れるように桜の枝が張り出しており、目の前に迫る鮮やかな桜は迫力満点です。
この時３歳の娘は、触れることができる程の高さで可憐に咲く桜に大興奮でした。
「花極楽」とも称される大慈寺のてんれい桜。
見応えのある鮮やかなピンク色が咲き誇る光景を見に、ぜひ訪れてみてください！

次にご紹介するのは、度会郡度会町を流れる清流・宮川湖畔の広大な公園「宮リバー度会パーク」です。
東京ドーム２.７個分の広さの公園内には、豊富な遊具だけでなく、テニスコートやパターゴルフ場、遊水プール•鏡などの様々な施設が！

こちらの公園は、知る人ぞ知る花の名所として地元の方に親しまれているんです。

宮リバー度会パーク内には、「河津ロード」と名付けられた桜並木が続く歩道があります。
さらに、河津ロードだけでなく広大な公園のいたる所で河津桜が咲き誇るため、お花見で混雑することも少なくゆっくりと自分のペースで桜を楽しむことができるのも魅力。

宮リバー度会パークはグルメも充実。
パスタやパンケーキが人気の「オリーブカフェわたらい店」や、昔ながらのお団子が食欲をそそる「福゜だんご（ぷくだんご）」などお花見以外のお楽しみもいっぱい！
子ども達はお花見よりも美味しい３時のおやつに夢中でした（笑）

河津桜は、見頃後半に葉桜となっても美しく、鮮やかなピンクと若葉の緑とのコントラストが楽しめます。

ぜひ、豊かな自然とレジャーやグルメを満喫することができる「宮リバー度会パーク」へお出かけしてみてください！　
 

最後のおすすめスポットは、度会郡南伊勢町に位置する「河村瑞賢公園」です。
ここでは見頃を迎えると、公園や国道２６０号沿いの斜面が鮮やかなピンク色に染まります。

ここでは、高台から見下ろすように河津桜を眺めることができるため、他のスポットにはない迫力ある桜が魅力なんです。
 

背の低い子どもでも、目線の高さで迫るように咲き乱れる桜を満喫。

見頃を迎えると、駐車場がとても混雑し、公園のすぐ横を走る国道の交通量も多いため、車には注意しながら事故のないように桜を楽しむようにしてください。

天気の良い日には、花の蜜を求めてたくさんのメジロが。
サクラの中を飛び回るメジロ、通称「サクジロー」を求めて、バズーカ砲のような巨大なレンズをつけたカメラマンで賑わいます。

河村瑞賢公園の開花情報は南伊勢町のHPやインスタグラムでも発信しているため、見頃をチェックしてからお出かけするのがおすすめです。

最後までご覧いただきありがとうございました。
ぜひ今年の春は風光明媚な伊勢志摩を彩る河津桜の名所へお出かけしてみてください！
今回は、早咲きの河津桜をご紹介しましたが、人気の桜「ソメイヨシノ」の名所の紹介記事も作成しているので、こちらもチェックしてみてください！

各スポットへのアクセスは下記の地図を参考にしてください。
※写真は2022年までに撮影したものです。

また、「伊勢志摩観光ナビ」の記事では紹介しきれていないスポットや写真については、私のインスタグラムでも紹介していますので、良かったらのぞいてみてください！

今後も「伊勢志摩観光ナビ」にて記事を投稿していきますので、よろしくお願いします！