年越しを伊勢志摩で過ごす方へ！海を照らす伊勢志摩の初日の出スポット6選【新2026年版】

2025年も残りわずかです。
年末年始を伊勢志摩で過ごす方へ。
ちょっと早起きして、新しい年のはじまりを海辺で迎えてみませんか？

海とともに生きる人々の伝統が息づく伊勢志摩には、美しい初日の出の見えるスポットがたくさんあります。
今回は、三重県伊勢市、鳥羽市、志摩市、明和町にある、おすすめの初日の出スポットを6つ紹介し、2026年の特別営業情報などをお伝えします。

「天空のドライブウェイ」と呼ばれる「伊勢志摩スカイライン」は、三重県伊勢市と鳥羽市を結ぶ全長約16kmの有料観光道路です。

伊勢側のゲートは、伊勢神宮内宮の周辺駐車場から約3分という立地の、伊勢志摩国立公園を通る伊勢志摩スカイライン。
標高555mの朝熊山（あさまやま）を縦断する走りやすく快適な車道から望む伊勢志摩の街並みと空と海、伊勢志摩の地形と島々の絶景が魅力で、ドライブそのものを楽しむドライブウェイとしても人気です。

乗用車100台、大型バス5台を収容する朝熊山展望台は、芝生の広場や散歩道もあるほど広々。
伊勢志摩のお土産がそろう朝熊山頂売店、地元グルメを使った3種類のドッグや松阪牛コロッケカレー、松阪牛うどんなどが味わえるお食事処「朝熊茶屋」もあります。
営業時間はどちらも9時00分～17時00分で、年中無休です。

通常、伊勢志摩スカイラインが利用できる時間は、7時00分～19時00分（8月のみ20時00分まで）ですが、12月31日から1月1日にかけて2026年も特別に終夜をかけて営業されます。
朝熊山頂売店と朝熊茶屋も、朝5時00分からの特別営業！

山頂の朝熊山展望台から拝むことのできる、伊勢湾の水平線から昇る初日の出。
伊勢神宮の初詣と合わせて、新年の幸運を祈る絶景ドライブを楽しんでみてはいかがでしょうか。

鳥羽市から志摩市へと続く全長約23.8kmの海岸沿いのドライブコース「パールロード」の途中に位置する「鳥羽展望台」。
標高約160mの高台にあり、太平洋と英虞湾（あごわん）を一望できる圧巻のパノラマビューが魅力です。

晴れた日には遠くに神島や志摩のリアス海岸、渥美半島、富士山まで見渡せ、まるで空と海が溶け合うような光景が広がります。

鳥羽市内でも最大の広さのある白砂のロングビーチ、千鳥ヶ浜。
海水の透明度の高さが知られ、夏の遊泳可能期間には、多くの海水浴客が集まります。

冬には静かになる海水浴場、実は、特定の気象条件がそろうと、日の出前後の早朝に「浮き富士」と呼ばれる絶景を見ることができます。
遠く富士山が、水平線から浮かび上がって見える蜃気楼の一種。
温かい海水と冷たい空気の温度差によって光が強く屈折することで発生するといいます。

浮き富士が見られる気象条件は、晴れて風が弱く、空気が乾燥して澄んでいること。
特に、前夜から朝方にかけての気温が低く、強く冷え込む日に発生しやすいそうです。
三重県鳥羽市や志摩市の海岸線など、限られた場所からしか観測できない、知る人ぞ知る日本唯一の現象です。

運が良ければ、初日の出と同時に浮き富士も拝むことができるかもしれません。

横山展望台に最も近い展望台駐車場（P2）には20数台分しか駐車スペースがなく、すぐに満車状態になります。
余裕を持った時間に到着し、少し下の創造の森駐車場（P1）に車を停めて、横山展望台まで歩いて登ることも考えておきましょう。

初日の出を目的にする場合、暗い時に石の階段を標高差80m、15分ほど上がっていくので、履きなれた歩きやすい靴と、足元を照らすライトなどが必要です。

約1kmの遠浅の白砂海岸、市後浜（いちごはま）は、サーファーが集まるだけではなく、ドライブの目的地としても最高のスポットです。
視界をさえぎるものがなく、水平線からまっすぐに昇る朝日を眺めることができます。

明和町に広がる白砂青松のビーチ「大淀海岸」では、毎年恒例イベントとして「初日の出を迎える会」が開かれます。

新年の無病息災や五穀豊穣を願いどんど火が焚かれ、地元和太鼓演奏とともに、多くの人と迎える伊勢湾から昇る初日の出。
にぎやかな新年の始まりとなりそうですね。

いかがでしたか。
今回は、2026年元旦のおすすめの初日の出スポットとして、三重県伊勢市の「伊勢志摩スカイライン」、鳥羽市の「鳥羽展望台」「千鳥ヶ浜」、志摩市の「横山展望台」「市後浜」、明和町の「大淀海岸」を紹介しました。

年末年始を伊勢志摩のホテルや旅館で過ごす方、三重県に帰省する方、もちろん地元のみなさんも、新しい一年のはじまりの希望の光をどこで見ようか参考にしていただければ幸いです。

素敵な新年をお迎えくださいね♪