【伊勢神宮すぐそばの隠れた花園】ロイヤルローズに包まれる『神宮ばら園』
作成日:2025年10月
※この記事の写真は春に撮影されたものです。
神宮ばら園とは
伊勢神宮内宮を参拝する前後に立ち寄れる隠れた花園があるのをご存知ですか?
それが、内宮まで徒歩5分の場所に位置する「神宮ばら園」です。
春と秋の年2回、限られた時期だけ開園するこのばら園は、地元の人から観光客まで毎年開花を心待ちにしているファンが訪れます。
神宮会館の山の手、「如雪園(じょせつえん)」の一画に広がるこのばら園は、春と秋の美しい季節に150種以上、約450株のバラが咲き誇る、伊勢志摩を代表するスポットの一つ。
この記事では、「神宮ばら園」の特別な魅力と、毎日欠かさず手入れに愛情を注ぐ担当者の想いを、お届けします!
神宮会館公式Instagram
森さん
神宮ばら園は、年2回、春と秋に開園します。どちらの季節も違った趣がありますが、
特に春は花数がぐっと増え、入口のアーチも美しい見頃を迎えるため、一層華やかなバラの競演をお楽しみいただけます。
もちろん、秋の落ち着いた雰囲気の中、色濃く咲くバラもまた格別です。
神宮ばら園の特別 皇族のバラが咲く高貴な庭
神宮ばら園の最大の特徴は、その格調の高さと伊勢神宮内宮に近い立地にあります。
このバラ園は、地元バラ愛好家の熱意により、昭和62年(1987年)秋に開園しました。
神宮会館の山の手に広がる「如雪園」という場所で、ばら園を管理されている森さん平居さんらによって大切に育てられています。
園内の東側(神宮会館側)斜面には、皇族の女性のお名前が付いた「プリンセス・マサコ」「プリンセス・ミチコ」「プリンセス・アイコ」「プリンセス・キコ」といった、プリンセスローズが並びます。
また、世界の著名人の名を持つバラも咲き誇り、その多様な色彩と香りが訪問者を迎えてくれます。
森さん
皇室ゆかりのプリンセスローズのうち、プリンセスキコ、プリンセスハナコは崇敬会オリジナル品種であり、プリンセスローズ全種が揃っているのは、神宮ばら園だけです。
神宮ばら園の息をのむような美しさは、ばら園の管理を担う森さんと平居さんが培ってきた専門的な技術と、バラへの尽きない愛情によって支えられています。
バラが最も輝く状態を保てるよう毎日欠かさず丹精込めた手入れを続けています。
21年間、ばら園を管理している森さんは、「当園のバラは、香りもぜひ楽しんでほしい」と語ります。
特に、甘い香りが降り注ぐ、つるバラで彩られたトンネル・アーチをくぐる瞬間は、至福のひとときを体験できます。
森さん
朝はバラの香りがより引き立っていますよ!
アクセス情報 お土産
神宮ばら園で心ゆくまでバラを堪能した後は、隣接する神宮会館1階売店へぜひお立ち寄りください。
売店では、伊勢志摩のお土産物はもちろん、神宮ばら園オリジナルのグッズも販売しています。
Google Mapの読み込みが1日の上限を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください
さいごに
いかがでしたか。
伊勢神宮の内宮から歩いてすぐの場所にある「神宮ばら園」は、プリンセスローズ全種が咲き誇る、特別な花園です。
バラ園の管理をされている森さんと平居さんが毎日欠かさず愛情を注ぐことによって保たれる美しさと、甘く芳醇な香りは、訪れる人々に心安らぐひとときを提供してくれます。
特に春は花数が増え、入口のアーチが見ごろを迎えるため、より一層バラの魅力を堪能できるでしょう。
この格調高い空間で、日常を忘れ、バラたちが放つ圧倒的な美しさに癒されてください。
開園時期は春と秋の年2回。
開園時期は開花状況によって変動するため、詳しくは公式ホームページをご確認ください。
|
項目 |
詳細情報(神宮ばら園公式HP参照) |
|
場所 |
神宮会館 如雪園内 |
|
開園期間 |
春:例年5月上旬~6月上旬頃 / 秋:例年10月上旬~11月上旬頃 (※開花状況により変動するため、事前に公式サイトをご確認ください) |
|
開園時間 |
9:00~16:00 (変動の可能性あり。要確認) |
|
入園料金 |
300円(高校生以上)、中学生以下は無料 |
|
アクセス |
伊勢自動車道 伊勢I.C.から約5分 / 内宮から徒歩約5分 |
|
所在地 |
〒516-0025 三重県伊勢市宇治中之切町152(神宮会館) |
|
駐車場 |
神宮会館駐車場をご利用ください。 |