レトロとグルメを味わう旅

駅の正面に鳥居が建っていて、そこから伊勢神宮まで続く「外宮参道」は石畳で雰囲気があり、いろいろなお店も立ち並んでいるし、駅を出てすぐ観光気分がわき上がります。

お店に立ち寄りながらお散歩するのに楽しい場所ですが、勢田川にまちなみがリフレクションする姿も美しいので、スナップを撮ったり座ってのんびり休憩するのもおすすめです。

魅力的なメニューが豊富でどれも絶品。印象に残ったのは、新鮮な鰹を揚げ半生で提供される鰹のカツと、絶妙なタレに漬けられたコショウダイめし。店員さんもフレンドリーで居心地も最高です。

街中に突然存在する十二角形の建物。見つけやすく、旅人にとっての灯台のような感じでした。ほとんどが木で作られた内装は温かみがあり、優しい空間です。

「鳥羽1番街」という、地元の特産品などを扱う土産物店やレストランがある複合施設と直結していて、ウロウロしているだけで楽しめました。

鳥羽マルシェではその日にとれた魚を捌く姿も見れて、エンタメ感もあります。ついいろいろ買ってしまいました。足湯は海を見ながら浸かれて抜群に気持ちよい！マルシェでタオルも買えるのでぜひ入って欲しいです。

「海女小屋ちさと」で、サザエの壺焼きや生牡蠣などをオーダー。どれも大きく新鮮で、これが本場か！と実感。元海女さんのスタッフや他のお客さん、みんなでワイワイ。こういう交流も旅の楽しさの一つです。

船内で座って窓から景色を楽しむのも、船上で風を浴びながら楽しむのも良し。観光客と、鳥羽側に買い物に来た島の住民が混在していて、その雰囲気もとてもいいんです。

漁業の町！って至る所で感じました。海と生きてるって感じがいいな、こういう場所で過ごす人生も味わってみたいって思いました。船がたくさん停まっている漁港の先に、島で信仰されている八幡神社へと渡る赤い橋が見える。答志島だからこその景色です。

独自の時間が流れてきたようなまちなみは、レトロな建物や看板があり、歩いてるだけで楽しい場所。島民がいい人ばかりで、おすすめスポットや島の文化を教えてくれて。景色で目を癒され、空気で体を癒され、人々の温かみで心を癒される、そんな島でした。

なんか安心しちゃう和室で、窓からの景色はそのまま絵になる最高の景色。大浴場は天然温泉で気分が上がります。伊勢をたっぷり味わえる夕食は本当にどれもおいしく、白ごはんは茶碗4杯分くらい食べちゃいました。

朝食にも答志島を感じるおかずが用意されていました。早朝の散歩で会ったあの人がとってきた伊勢海老なのかなー？とか、あそこで干されてたちりめんなのかなー？って色々感じながら食べる朝食は至福の時。美味しくて大満足です。

いい肉！って感じで口の中がずーっと贅沢でした。珍しいという松阪牛のホルモンは一切の臭みがなく美味。秘伝の味噌ダレは門外不出とのこと。思い出しただけでもヨダレが出てきます。