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レポート

相川 七瀬 さん

Aikawa Nanase
お木曳レポート陸曳(特別神領民)

心の潤いをくれる伊勢。
みんなで心を寄せ、祭りの力を肌で感じる。

心の潤いをくれる伊勢。
みんなで心を寄せ、
祭りの力を肌で感じる。

─ 相川さんは伊勢志摩に
どのくらい来られていますか?
また、どのような印象をお持ちですか?

─ 相川さんは伊勢志摩に
どのくらい来られていますか?
また、どのような印象を
お持ちですか?

私は大阪出身なので、伊勢志摩はすごく身近に感じている場所です。子どもの頃には修学旅行でも訪れましたし、家族旅行でも電車に乗って来ていました。伊勢神宮があって、観光も楽しめて、おいしいものも食べられる。伊勢志摩は、心に潤いを与えてくれる場所だなと思っています。

─ 伊勢とのつながりや、今回お木曳に参加されたきっかけについて教えてください。

今回、このような機会をいただき、とてもありがたく思っています。
私自身、今、お祭りについて研究をしています。お木曳は、地域の方はもちろん、特別神領民として全国から参加される方もいて、みんなで力を合わせて一緒に行う行事ですよね。
これほど開かれた形の行事は、なかなか少ないと思います。そういう意味でも、自分もその場に参加させていただいて、実際にその熱量を感じてみたいと思いました。

─ 國學院大學神道文化学部で神道を学ばれていた相川さんですが、20年に一度のお木曳行事に参加されることをどのように感じていましたか?

地域の皆さんと心をひとつにして、神様の晴れの日のお手伝いをする。そうした行事に参加させていただけることは、とても貴重なことだと思います。
お祭りというものは、人と人が協力し合って、一つのことを成し遂げるものだと思っています。今回のお木曳も、まさにそうしたお祭りの本質に触れられる機会だと感じていました。

お木曳を終えて

─ お木曳 陸曳 を終えられて、率直に今どのようなお気持ちですか。奉曳車や参加者、町の雰囲気などを見て、どのような印象を持たれましたか?

御用材も綱もすごく立派で、重みを感じました。今日は800人以上の方が一緒に曳いていたと思うのですが、最初はみんな少し手探りで、やり方も分からない中で進んでいる感じがありました。でも、一つカーブを曲がり、直線を進み、最後のカーブへ向かっていく中で、だんだんみんなが団結していくのを感じました。
人と人が協力し合って、一つのことを成し遂げる。そうした祭りの真髄を、肌で感じさせてもらいました。

─ 特に印象に残っている場面や、心に残った瞬間を教えてください。

奉曳車の車輪に木を打ちながら調整している場面が、すごく印象に残っています。
「あれは何のためにやっているんですか?」と伺ったら、曳く時に音が鳴るように調整していると教えていただきました。大工さんの技というか、すごく絶妙なところで作業されていて、こちらは車輪に巻き込まれないか心配になるほどでしたが、とても手際よくされている姿が印象的でした。

─ 木遣りの声や掛け声については、どのように感じられましたか?

やっぱり地元の方々の声は通りますよね。
歌を歌うとか、声を出すということとも少し違って、呼吸の深さというか。お腹から声が出るというより、地面から声が出ているような勢いを感じました。
女の子が歌った時も、本当にすごいと思って感動しました。

─20年に一度の式年遷宮・お木曳行事をこれからも継承していくために、どのようなことが必要だと思いますか?

一口には語れないことだと思います。ただ、伊勢神宮は、時代とともに私たち日本人に大きな恵みを与えてくださっている存在だと思います。若い時にそれを感じる方もいれば、晩年になって感じる方もいると思います。でも、きっとそれぞれのタイミングで、神様という存在や伊勢神宮という存在に心を寄せる時があるのだと思います。その時代、その時代に与えられた使命を持った人たちが守っていくことで、後世につながっていくのではないかと思います。

─ 最後に、伊勢志摩のお気に入りのスポットや魅力、そして訪れる方へのメッセージをお願いします。

─ 最後に、伊勢志摩のお気に入りのスポットや魅力、そして訪れる方へのメッセージをお願いします。

伊勢志摩に来る時は、神宮にお参りして、合わせていろいろな場所へ行きます。この間、鳥羽水族館に行った時は、ラッコがすごくかわいくて。また会いに行きたいなと思いました。
伊勢は海のものも本当においしいですし、三重県はお肉もおいしいので、グルメも楽しめる場所だと思います。ぜひ皆さんも、人生に一度とは言わず、二度、三度、伊勢にお参りください。

伊勢志摩旅

伊勢志摩旅の見出しがはいります

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Q 実際に伊勢志摩を巡ってみて、まずどんな印象をもたれましたか?
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Q 伊勢志摩ならではの食や体験で、特に心に残ったものはありましたか?
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施設情報
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お木曳レポート川曳(地元奉曳団)

地元奉曳団の輪の中へ。
川曳で感じた信仰の心と
受け継がれる力

地元奉曳団の輪の中へ。
川曳で感じた信仰の心と受け継がれる力

─ 前回の陸曳では、特別神領民として多くの人と力を合わせて御用材を曳く一体感を感じられました。今回は地元奉曳団の皆さんと参加されますが、楽しみにされていることはありますか。

今回は地元の二軒茶屋奉曳団の皆さんにお世話になるということで、また違った経験になるんだろうなと思っています。

二軒茶屋という地域が、昔、流された御用材を地域の皆さんが拾い集めて守ったことをきっかけに川曳を担うようになったという歴史もうかがって、とても興味深く感じました。

地域の皆さんが大切に受け継いできた行事の中に入れていただいて、天照大御神様の新しいお社の御用材を曳かせていただけることを、本当にありがたく思っています。身が引き締まる思いで参加したいです。

お木曳を終えて

─ 川曳を終えられて、今どのようなお気持ちですか。

陸曳とはまた違った練りや一体感がありました。
川曳では、水の中ならではの独特の熱気があります。冷たい川に入りながらも、想像以上に体力を使いましたし、綱を上下に激しく揺らす「練り」で士気を高めたり、水を掛け合う「水合戦」があったりと、水の中ならではの遊び心もあって、皆さんが童心に返ったように楽しんでいる姿がとても印象的でした。
練りの時には、私も勢いで跳ね飛ばされて川に放り込まれました(笑)。そういうハプニングも含めて、皆さんが笑顔で盛り上がりながら参加されていて、とても温かい雰囲気でした。

気合いを入れながら、それでいて楽しみながら御用材を曳いていく。その姿は本当に力強く、水しぶきを上げながら進んでいく隊列は圧巻でした。

─ 前回は特別神領民として、今回は地元奉曳団「二軒茶屋奉曳団」の皆さんと一緒に参加されました。それぞれの参加を通して、感じたことや印象に残ったことを教えてください。

前回も感じたことですが、今回は二軒茶屋奉曳団の皆さんと一緒に参加させていただいたことで、地元の方の団結力をより強く感じました。
練りや掛け声、一つひとつの動きに、「自分たちが受け継いでいくんだ」という皆さんのプライドが込められていることを、強く感じました。
そうした地元の皆さんの意識の中に入れていただいたような感覚があって、一緒に御用材を曳けたことは、本当にうれしかったです。皆さんが温かく迎えてくださり、その一員として過ごせたことが何より印象に残っています。

─神道や民俗学を学ばれている相川さんが、実際に陸曳と川曳の両方を経験して、改めて「お木曳」という行事の魅力はどこにあると感じられましたか。

お木曳という伝統ある行事に参加させていただいて、人々の信仰心や、長く大切にしてきた思いが、人から人へとつながっていくのだということが、とても印象に残りました。一人ひとりの皆さんの力が、伊勢神宮のお社を支えているのだという、その尊さを経験させていただきました。

公益社団法人 伊勢志摩観光コンベンション機構