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伊勢神宮を知る

古より「せめて一生に一度でも…」と人々を惹きつけてやまない、
日本人の心のふるさと伊勢神宮に参りましょう。

そもそも伊勢神宮って?まずは基本を押さえましょう

  • 衣食住を司る豊受大御神を祀る外宮正宮。

    衣食住を司る豊受大御神を祀る外宮正宮。

  • 日本人の大御祖神・天照大御神を祀る内宮正宮。

    日本人の大御祖神・天照大御神を祀る内宮正宮。

  • 豊受大御神の荒御魂をお祀りする多賀宮。

    豊受大御神の荒御魂をお祀りする多賀宮。

  • 古くから土地を守ってきた外宮・土宮。

    古くから土地を守ってきた外宮・土宮。

  • 雨と風を司る外宮・風宮。元寇の際に神風を吹かせたとされる。

    雨と風を司る外宮・風宮。元寇の際に神風を吹かせたとされる。

  • 荒祭宮は内宮の別宮の中で最も格式が高いといわれる第一別宮。

    荒祭宮は内宮の別宮の中で最も格式が高いといわれる第一別宮。

  • 内宮・風日祈宮は蒙古襲来の際に風を吹かせたとされる風の神様。

    内宮・風日祈宮は蒙古襲来の際に風を吹かせたとされる風の神様。

  • 外宮と内宮を結ぶ御幸道路の中間に鎮座なさる月読宮。

    外宮と内宮を結ぶ御幸道路の中間に鎮座なさる月読宮。

  • 月夜見宮で祓所の隣にそびえる大楠。宮は伊勢市の中央に鎮座。

    月夜見宮で祓所の隣にそびえる大楠。宮は伊勢市の中央に鎮座。

  • 遥か志摩に鎮座する伊雑宮。内宮の別宮。

    遥か志摩に鎮座する伊雑宮。内宮の別宮。

125の社からなる神宮
伊勢神宮の正式名称は「神宮」。内宮(皇大神宮)と外宮(豊受大神宮)が有名ですが、実はその他にも大小さまざまな社が伊勢志摩地域に点在し、すべてで125社から成る神社です。起源は今から約2000年前、大和から皇祖神・天照大御神の御杖代として旅した倭姫命が、五十鈴川のほとりに皇大神宮を定めたとされています。その約500年後、天照大御神の食事を司る神をまつったのが豊受大神宮です。125社のうち内宮・外宮と、両宮と関わりの深い14の別宮では20年に1度、隣の敷地にそのままの姿で社殿を建て替えご神体を遷す式年遷宮が行われます。

※文中の読み仮名は以下の通り
内宮=ないくう 皇大神宮=こうたいじんぐう 外宮=げくう 豊受大神宮=とようけだいじんぐう 天照大御神=あまてらすおおみかみ 御杖代=みつえしろ 倭姫命=やまとひめのみこと 五十鈴川=いすずがわ 式年遷宮=しきねんせんぐう 正宮=しょうぐう 多賀宮=たかのみや 土宮=つちのみや 風宮=かぜのみや 月読宮=つきよみのみや 月夜見宮=つきよみのみや 荒祭宮=あらまつりのみや 風日祈宮=かざひのみのみや 伊雑宮=いぞうぐう

参拝の作法と礼儀をお勉強

  • 小さな堀切に架かる火除橋は外宮の玄関口。

    小さな堀切に架かる火除橋は外宮の玄関口。

  • お手水をして心身を清め、いざ参拝へ。

    お手水をして心身を清め、いざ参拝へ。

  • 外宮の御正宮は豊受大御神が祀られるメインのお宮。最初に参拝を。

    外宮の御正宮は豊受大御神が祀られるメインのお宮。最初に参拝を。

  • ご祈祷のお申込みや参拝祈念の御朱印は神楽殿で。

    ご祈祷のお申込みや参拝祈念の御朱印は神楽殿で。

  • 外宮隣接の「せんぐう館」は神宮の歴史や文化を学べるミュージアム。

    外宮隣接の「せんぐう館」は神宮の歴史や文化を学べるミュージアム。

  • 宇治橋を渡って、神聖な世界である内宮へ。

    宇治橋を渡って、神聖な世界である内宮へ。

  • 第一鳥居から奥が神域。森閑な空間の荘厳さに思わず背筋が伸びる。

    第一鳥居から奥が神域。森閑な空間の荘厳さに思わず背筋が伸びる。

  • 五十鈴川の御手洗場はかつての禊の場。ここで手を清めるのがならわし。

    五十鈴川の御手洗場はかつての禊の場。ここで手を清めるのがならわし。

  • 石段の上に天照大御神が祀られています。撮影は石段の下からのみ可。

    石段の上に天照大御神が祀られています。撮影は石段の下からのみ可。

正しい参拝の仕方を知ろう
昔からお伊勢参りでは外宮、内宮の順に詣でるのが慣わしです。お参りの際は「神様のおそばに」という気持ちで、神様に失礼にならないような服装とふるまいを心掛けましょう。第一鳥居から奥は清浄な神域のため、手前の手水舎で“お手水”をして心身を清めます。手水舎の位置と同じく外宮は左側通行、内宮は右側通行。鳥居をくぐる前には立ち止まって一礼します。そしていよいよ参拝のとき。正宮の周りには幾重もの垣がめぐらされ、一番外側の板垣前の石段より内側は撮影禁止です。心をしずめて純白の御幌がたなびく神前に立ち「2拝・2拍手・1拝」。拍手の後目をとじてしばし祈ります。伊勢神宮では個人的な願い事はせず、日々の暮らしへの感謝をささげましょう。

神域内はまるで日本文化のミュージアム

  • 下から見上げても美しい、宇治橋の橋脚。

    下から見上げても美しい、宇治橋の橋脚。

  • 四季折々の景観も風光明媚。桜は例年3月下旬~4月上旬が見ごろ。

    四季折々の景観も風光明媚。桜は例年3月下旬~4月上旬が見ごろ。

  • 紅葉は例年11月下旬からピークを迎える。

    紅葉は例年11月下旬からピークを迎える。

  • 清き流れの五十鈴川を眼前に、深呼吸。

    清き流れの五十鈴川を眼前に、深呼吸。

  • 五十鈴川は紅葉の季節も美しい。

    五十鈴川は紅葉の季節も美しい。

  • 木立の間から参道に陽が差すさまは神秘的。

    木立の間から参道に陽が差すさまは神秘的。

  • 風日祈宮橋の木造建築も美しい。

    風日祈宮橋の木造建築も美しい。

  • 緑の多い小道は静かな散策を楽しめる。

    緑の多い小道は静かな散策を楽しめる。

神域歩きの楽しみ―歴史・自然・建築
約1300年前から遷宮をくり返し、古くて新しいその姿を伝えてきた伊勢神宮。神域内はまるで日本文化のミュージアムです。参道脇には樹齢700年という杉の大樹がそびえ立ち、神宮の長い歴史と生命の凄みをひしひしと感じます。外宮・内宮の社殿を見比べてみると、屋根の上に載った鰹木の数が外宮は奇数なのに対して内宮は偶数、正面でクロスする千木の先が外宮は垂直切りで内宮は水平切りと、新たな発見があり興味が尽きません。また内宮では、日本でも類例がない木造大橋・宇治橋とその約2分の1サイズの風日祈宮橋、深い垣の内にある御正殿と同じ神明造の御稲御倉、外幣殿など、日本の木造建築の粋にふれることができます。

※文中の読み仮名は以下の通り
鰹木=かつおぎ 千木=ちぎ 風日祈宮=かざひのみのみや 神明造=しんめいづくり 御稲御倉=みしねのみくら 外幣殿=げへいでん

いいこといっぱい、お伊勢さんに朝参り

  • 冬至の日は朝日が宇治橋の鳥居の真正面から昇る。

    冬至の日は朝日が宇治橋の鳥居の真正面から昇る。

  • 夜明けの宇治橋。日常の世界から神聖な世界へ。

    夜明けの宇治橋。日常の世界から神聖な世界へ。

  • 毎月1、11、21日の朝には、神馬が牽参する。

    毎月1、11、21日の朝には、神馬が牽参する。

  • 参拝の後は伊勢神宮の門前町・おはらい町へ。

    参拝の後は伊勢神宮の門前町・おはらい町へ。

  • 日本情緒漂う赤福本店の佇まい。

    日本情緒漂う赤福本店の佇まい。

  • 名物の赤福。あたたかいお茶と甘味にほっこり。

    名物の赤福。あたたかいお茶と甘味にほっこり。

早朝参拝のすゝめ
さらなる魅力を味わうなら早朝参拝がおすすめ。内宮・外宮ともに1年を通して朝5時から開門しています。人もまばらな早朝の凛とした空気の中、玉砂利を踏む音と木立の間から聴こえる鳥のさえずりをBGMに参道を歩くと、日ごろの喧騒を離れて心が浄化されていくよう。雨の日の雰囲気やしっとりと濡れた社殿も趣があります。外宮と内宮では月に3度、朝8時ごろに神馬が神前に牽参するほか、外宮の御饌殿では、1年365日欠かさず朝と夕に神様にお食事が供えられ(日別朝夕大御饌祭)、朝には忌火屋殿から炊煙が立ち上るのが見えます。また、毎月1日の朝は「朔日参り」。内宮参拝後には、おはらい町の赤福本店で朔日餅を買えたり、すし久で限定の朝粥を…という早起きのご褒美も待っています。

※文中の読み仮名は以下の通り
神馬=しんめ 牽参=けんさん 日別朝夕大御饌祭=ひごとあさゆうおおみけさい 忌火屋殿=いみびやでん