季刊 伊勢志摩 -伊勢志摩だから旅しよう-

朝と夕の顔をたのしむ旅

澄みわたった早朝の薄蒼い街のたたずまい。薄暮に染まる夕暮れの雲の波-。唐突に訪れるドラマチックな風景との出会いや、日常を忘れさせてくれるゆったりとした時間の流れは、いつも朝と夕にやってくる。だったら伊勢志摩-。海と山が繰り広げる大自然のレビューはあなただけのために始まるのだから-。

  • 写真:伊勢神宮の朝 ※式年遷宮のため09年11月3日の渡始式まで現風景は見られません。
  • 写真:二見の日の出(写真提供:二見興玉神社)
  • 写真:英虞湾の夕
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伊勢 千古の森に抱かれた「伊勢神宮」。早朝参拝で心も凛として

  • 写真:早朝の内宮 第2鳥居早朝の内宮 第2鳥居

“お伊勢さん”の名で親しまれている「伊勢神宮」。正式には神宮と呼び、宇治の五十鈴川の川上にある皇大神宮<内宮>、山田原にある豊受大神宮<外宮>を中心とし、14所の別宮、43所の摂社、24所の末社、42所の所管社、これら125の宮社の総称でもあります。約2000年前に天照大御神は、自然に恵まれた伊勢を「美し国(うましくに)」と称えご鎮座を決められました。その約500年後、食物や産業をつかさどる豊受大御神をお招きになり、外宮が誕生。平成25年の第62回神宮式年遷宮を控えて、さまざまな行事が進められでいます。
大きな神宮林に囲まれ、静かなたたずまいの境内ですが、早朝参拝はまた格別な雰囲気です。
あなたの知らない神宮の風景が広がることでしょう。

この時この場所 神宮の早朝参拝

お伊勢さん観光案内人 山口 剛さん
辺りがまだ薄暗く、風景がグレイ味を帯びている時刻、内宮の宇治橋の鳥居の前に立ってみてください。神々しく深閑とした神宮の森の向こうから鳥のさえずり、足元からは五十鈴川のせせらぎが聞こえてきます。清清しい早朝参拝でおすすめは、御手洗場の近くにある滝祭神から風日祈宮橋の向こう、風日祈宮をお参りするコースです。森の香り、清水の流れる音は神様の息吹そのもの。
あなたの心をやさしく癒してくれることでしょう。

お伊勢さん観光案内人?http://www.ise-cci.or.jp/source/oisesan/

1日に参るなら召し上がれ!

赤福の「朔日餅(ついたちもち)」

朔日参りの参拝客に向け、本店で朝4時45分から販売。
4月は桜餅(写真)、5月は柏餅、6月は麦手餅と月毎に餅の種類が変わる。※売り切れ次第終了

  • 住所/伊勢市宇治中之切町26(おはらい町通り沿い)
  • 営業時間/本店:5:00~17:00・無休
  • 問合せ/0596-22-2154
  • http://www.akafuku.co.jp/

必見のプリンセス・ローズ

神宮会館「神宮ばら園」

内宮にほど近い「神宮ばら園」。神宮参拝の帰りに、ぜひとも艶やかな色と香りを楽しみたい。120種、450株のバラが咲き乱れ、プリンセス・ミチコ、マサコなどのプリンセス・ローズが高貴な香りを添える。

  • 住所/伊勢市宇治中之切町152
  • 営業時間/8:30~16:30
    • 5月中旬から下旬と10月中旬から下旬に開園予定
  • 電話/0596-22-0001
  • 入園料/無料
  • http://www.jingukaikan.jp

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二見 古人も振り返った「二見浦」。朝陽が織りなす七色の光に心も洗う

  • 写真:夫婦岩の朝景朝日を望む絶好のポイントとして写真愛好家にも人気写真提供:二見興玉神社

はるか昔のこと、倭姫命があまりの美しさに振り返って二度観たことから、名づけられたと伝わる「二見」。約3.5kmの海岸線をもつ二見浦は「日本の渚・百選」にも選ばれており、白砂青松と呼ぶにふさわしい海岸です。
また古くから神宮の参拝者は、ここで身を清める風習があったことから「清渚」という名が今も残っています。
この海岸線の東端にある二見興玉神社の夫婦岩は、朝日を望む絶好のポイントとして有名です。
夫婦岩がシルエットになり光でふち取られる姿は、時の立つことも忘れてしまうほど。
少し早起きをして、早朝だけの美しい二見浦を見てみませんか。

この時この場所 夫婦岩の朝日

二見興玉神社 権祢宜(ごんねぎ) 岡 みどりさん
春から夏、特に夏至の前後、6月から7月にかけては夫婦岩の間から朝日がのぼります。このとき、気象条件が良ければ、富士山の山影を望むことができ、その神々しさがいっそう増します。(ページ上部の「二見の日の出」参照)また朝日といっしょに、夜明けの二見浦の空色の美しさもぜひ楽しんでください。赤からオレンジ、薄紫や金色など日々、同じ色で輝くことはありません。晴れた日は澄みきった輝きを、曇った日には曇り空ににじむ朝日の良さを味わっていただけると思います。

二見興玉神社?http://www.amigo2.ne.jp/~oki-tama/

これぞ二見町の塩スイーツ!

五十鈴勢語庵(いすずせいごあん)の「塩ようかん」

厳選された上質の小豆に、伊勢の海の恵みである岩戸の塩を使い、余分な添加物を加えずじっくり練り上げたようかん。

明治時代の格調に触れる

賓日館(ひんじつかん)

明治20年、神宮に参拝する賓客の休憩・宿泊施設として建設。格調高い百二十畳敷の大広間や御殿の間は必見。平成16年に県の有形文化財に指定された。

  • 住所/伊勢市二見町茶屋566-2
  • 入館時間/9:00~16:30
    • 火曜(祝日の場合は翌日)
  • 電話/0596-43-2003
  • 入館料/大人300円、小・中・高生150円
  • http://hinjitsukan.com

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志摩・鳥羽 真珠筏と海苔そだの「志摩・鳥羽」。夕日の海岸線に目を奪われて

  • 写真:英虞湾の夕景季節により色が異なる夕景

「溺れ谷」とも呼ばれるリヤス式海岸。河川により浸食されてできた谷が連続して鋸の歯のようにギザギザに連なっているような地形をさします。志摩市、鳥羽市を含む伊勢志摩国立公園は、このリヤス式海岸と大小多数の島で形成され、大自然の造形美を生んでいます。海面に点景になっている真珠筏と海苔そだは、この地方ならではの風景で、深い入り江が多い英虞湾(あごわん)、的矢湾、五ヶ所湾の美しさに彩りをそえています。
夕日に照らされ、オレンジや金色に輝く海と入り江や島のコントラストは絶妙で、展望台、遊覧船、ホテルの窓、それぞれに趣の違う夕日を堪能することができます。

この時この場所 英虞湾の夕日

志摩観光ホテル ベイスイート「ラ・メール」シェフ 樋口 宏江さん
初夏の英虞湾に輝く夕日のきらめきは、言葉では表現できません。海からの風を受け刻々と変化する光の綾は微妙で、そのセンシティブな色合いは、私たちがご提供するフレンチのお料理にもつながる気がします。潮風の香り、まばゆい光の海岸線、芳醇な海の幸の味わい-。
空中庭園で、ホテルの一室で、またレストランで食事をしながら… この夕暮れのひととき、一番お気に入りの場所で五感を満喫させる喜びを感じていただければ幸いです。

鳥羽から離島・答志島へ旬を買いに!

答志島(とうしじま)の「ちりめん小女子(こうなご)」

鳥羽より市営定期船で約20分。答志島はのんびりとした雰囲気の離島。小女子(イカナゴの稚魚)は3月に漁が解禁される「春」の魚。島近海で採れた小女子を釜揚げ、天日干し。無漂白・無着色で天然塩のみで仕上げられた味と風味は絶品。

  • 住所/浜与本店:鳥羽市答志町302-2
    (鳥羽市営定期船答志のりば正面)
  • 営業時間/9:00~16:00・毎金、土、日、祝日のみ営業
  • 問合せ/0120-26-5053(株式会社浜与伊勢工場)
  • http://www.hamayo.com

五感で楽しむホテル誕生

志摩観光ホテル ベイスイート

英虞湾を一望する詩情あふれる景観が魅力的な大人のリゾートホテル。志摩観光ホテルが、「よりゆったりリラックスできる空間を」と、平成20年10月10日、志摩観光ホテルベイスイートを新たにオープン。全50室がスイートルーム、レストランからは「英虞湾=ベイ」をパノラマサイズで眺望できる。

  • 住所/志摩市阿児町賢島
  • ご予約・お問合せ/
    フリーダイヤル0120-88-0310
    受付時間?9:00~20:00
    土・日・祝日?9:00~18:00
  • 入園料/無料
  • http://www.miyakohotels.ne.jp/baysuites

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※情報は3月23日時点です。詳細は各所にお問い合わせください。


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